【海外生活振り返り①】毎日を生きている実感をくれたスペイン生活
こんばんは🌟
今日は2年ほど住んでいたスペインについて、少し振り返りたい気分。
刺激的で、暖かくて、美しいスペイン。
私のスペイン生活は日々”生きてる”を実感する、これぞ人生と思えるものだったと思える。
一年目に住んだZaragoza(サラゴサ)の路地
結婚後、主人の海外赴任についていくために仕事を辞めて
スペイン語の知識ゼロでスペイン生活をスタートさせました。
正直なところ、最初のころは生活になじめず、友達もいない環境で、おまけにスペイン語は全く話せないため、急に安全地帯から大きな洞穴に投げ込まれた気持ちだった。生まれてからずっと日本育ちの私にとって、コミュニケーションが取れないというのは未体験。「ああ、井の中の蛙大海を知らず状態だったんだな、今まで」って思った。
辛すぎてベットからでれない毎日。
ある意味赤ちゃんに戻ったかのように、毎日が新しいこととの闘いだった。
1か月ほどフィリピンのセブに語学留学したり(もはや遊びの延長戦みたいなもの)、
海外旅行を何か国か大学生活に経験したりしたけど、異国に根を下ろして生活するのは全く違う経験だった。体感としては、住むことと旅行は月と太陽くらい違った。母譲りの「なんとかなる」精神の私。
母さん、なんとかならないことも存在するよ!!(´;ω;`)怒
と、涙を流しながら思いましたね~(笑)人生で本当に味わう挫折だったかも。かなり孤独で、テレビから聞こえるスペイン語すら呪文に聞こえる始末。
でもね、今振り返ってもスペインに住んでいた2年間は私にとって宝物なのです。
キャリアを手放して、
友達や家族が周りにいなくて、
スペイン語が話せなくて、
運悪くコロナにぶち当たってしまって、
辛い思いはいっぱいしたのに、大好きで愛しくて仕方ないスペイン。
初めて日本という心地が良すぎる居場所と自らキャリアを捨てて、出逢えた刺激と不安あふれる毎日に、”自分らしく生きる大切さ”や”自分であることに誇りを持つことの重要性”を見つけることができました。
アルフォンソ通り
そんな風に思えたのは、スペインで出会えた後先をあまり考えずに自分らしく生きる人々だったり、ごはんの後に設ける会話を慈しむ文化だったり、80歳になっても自分の好きな恰好で女子会にいそしむおばちゃん達がいたり、仕事よりも家族や友達の時間を大切にする文化だったりと、数えきれないほどの私にとっての”new”が関係していると思います。
いい意味で”今日”のことしか考えていないスペイン人にたくさん出会いました。
仕事終わりに家族とBARに集合して談笑しながらごはんを食べる彼ら。
夕ご飯の時間は21時くらいから。テラスや街のいたるところでベンチに座って誰かと笑い合う姿。羨ましいくらい”生きてる”って感じがしました。
夏は21時くらいまで明るいスペインの陽の光と人々の笑顔がまぶしい。
ああ、いいなぁ。
日曜日の朝はチュロス専門店(Churrería)で朝ごはんのスペイン人.
ここはサラゴサにある有名店、La Fama
またいつか住みたい。
またどこかで、私のスペイン奮闘記を書き記します~
Que tengáis buena noche !!!!! ( いい夜をね🌟)
スペインのスペイン語でしめておやすみなさい
(というのも南米のスペイン語とスペインのスペイン語はちょっと違う気がする!(笑)イギリス英語とアメリカ英語くらいの違いだと、私は思う🐸)